本日、快晴の東北です。
午前はちょっとゆっくりしてしまいましたが、午後から10年ぶりくらいに家業のお手伝いをしてきました。
久々の家業お手伝い
一応、妊婦なので座り作業中心でのお仕事になります。
汚れても良い作業着と長靴を母から借りて、母、祖父母、私の4人で作業。
作業といっても個々人の単純作業となるので、ローカルラジオを流しながら黙々と手を動かすというもの。
久しぶりに感じる土の匂いと、
ビニールハウスの独特の暑さの中
労働してるなぁ〜
田舎に帰ってきたなぁ〜と改めて感じました。
ひたすら単純作業なので、やりながらこれまでの職場や仕事について色々思い返す。
農家の辛いところは
・腰痛(重労働)
・日焼け(シワやシミの原因に)
・手汚くなりゴツゴツ&ボロボロ、鼻の中まで黒くなる
・台風被害などがあると売り上げに影響
・エアコンのない中働く
・雨の日が休み(不定期)
とかはあったりします。
農家のいいところは
・一緒に働くのが家族だから気兼ねない
・仕事サボる人がいてイライラするとかはない
・基本残業はない
・植物相手だから患者さんやお客さんみたいにクレームも文句も言われない
・少しミスしても人の命に関わることはない
・休憩時間がちゃんとある
などでしょうか?
昔は、大人になって農家の仕事は重労働だし汚いし、なんかダサい感じだし、絶対にやりたくない!と思っていたから。
女性でも働き続けられて最悪1人でも生きていける看護師になろうと考えてなったはず。
でも看護師は看護師で違う大変さがあり…。
重労働だし、夜勤で肌はボロボロだし、排泄物処理は土を触る仕事よりも汚いだろうし、給料は安定しているけど休みは少なくて残業代が出ないことも…。
何より同僚や先輩後輩、他職種や患者さん家族など関わる人が多いし、メンタルをやられることもしばしば…。
なーんだ。
看護師って農家より辛い仕事してない?
あんなに嫌だった農家の仕事がこんな風に違って見えるなんて。
いや、農家以外の仕事を経験したから、逆にそう思えているのかも。
久々の労働をしながら、そんな事を振り返り、気づいた1日。