知ってるだけで年間【数万円】得する!賃貸の家賃の値上げは拒否できる!

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知っているか知らないかで数千〜数万円、お得になる情報です!

ぜひ、最後まで見ていってください(^^)

家賃の値上げ通知には応じなくて良い!

「家賃の値上げ通知」って来たことありますか?

その名の通り、”家賃を値上げするよ〜”という管理会社(や大家さん)からのお手紙です。

結論からいうと・・・この、家賃の値上げには必ずしも応じなくても良いんです!

その値上げ、断ることができます!!

家賃の値上げを断ることが出来る条件

普通借家契約であること!

賃貸契約には

①普通借家契約(期間の定めがない) 

②定期借家契約(期間の定めがある)

の2種類があります。

家賃の値上げ通知が来たら、まず、ご自身の賃貸契約書を確認してみましょう!

賃貸契約書に、普通借家契約であることが記載されていたら値上げに応じなくても大丈夫です。

どうして断れるの?

FPの勉強をしたら、借地借家法について学びました。

根拠…合意が成立しなかった場合、借地借家法の第26条1項で定められているとおり「法定更新」となるため。

根拠 借地借家法第26条1項(建物賃貸借契約の更新等)

第二十六条 建物の賃貸借について期間の定めがある場合において、当事者が期間の満了の一年前から六月前までの間に相手方に対して更新をしない旨の通知又は条件を変更しなければ更新をしない旨の通知をしなかったときは、従前の契約と同一の条件で契約を更新したものとみなす。ただし、その期間は、定めがないものとする。

ちょっと難しいですね(^_^;)

ざっくりいうと・・・

・賃貸を借りている側の立場が強い

・大家は同意なしに家賃を上げることはできない、契約内容がすべて(大家が勝手に値上げできたら最初に決めた契約書の意味が無い)

・これらは国が定めている

・そうしないと賃貸を借りている国民の生活を守ることができないため

このような背景があるためです。

例えば、大家側で勝手に家賃を上げることができたら、

「はい、来月から家賃8万→20万にするからよろしく〜」

という通知が来たら、借りてる側(国民)は従わなきゃいけない…そんなこと普通に考えてまかり通らないですよね?

こういうことが起きないように国で借地借家法という法律で定められ、国民の生活を守ってくれているから、大家側の勝手な値上げには応じなくて良いのです。

家賃の値上げお断りの手順

1.賃貸の更新と共に値上げ通知書が送られてくる→賃貸契約書で普通借家契約であることを確認

文面の例は、こんな感じです↓

物価の上昇や固定資産税の上昇などを理由として、

変更前◯◯万円/月額→変更後◯◯万円/月額

に変更させていただきます。

的なことが書いてあります。

そしたら、家のどこかに必ず取っておいてあるだろう、賃貸契約書を引っ張り出してきて

『普通借家契約』であることを確認しましょう。

(でも大体の人が期間の定めのない、普通借家契約になっていると思います。)

2.値上げに同意しない旨の文書を作り、管理会社(いなければ大家さん)に送る

”家賃の値上げに同意しない旨”を記載した文書をパソコンもしくは手書きで作成します。

例文はこちら↓

お世話になっております。

賃貸更新・家賃の改定の手続きの文書を受け取り内容の確認をいたしました。

家賃の値上げには同意できません。

借地借家法では、賃借人との合意なしに一方的に家賃を値上げすることは出来ないはずです。

とはいえ、長く住ませていただいていることに感謝しております。

今後も大切に住ませていただきたい気持ちですので、更新の契約書は前の契約条件で作成をお願いいたします。

ちゃんと届いているか心配な場合は、「内容証明郵便」で送ることをおすすめします。

「内容証明郵便」とは・・・

一般書留郵便物の内容文書について証明するサービス。
いつ、いかなる内容の文書を誰から誰あてに差し出されたかということを、差出人が作成した謄本によって郵便局が証明する制度。

https://www.post.japanpost.jp/service/fuka_service/syomei/index.html

こちらを利用すれば、480円で確実に管理会社あてに文書を郵送できます!

3.更新契約書が送られてくると思うので家賃が今まで通りになっているか確認

新しい賃貸更新契約書が送られてくると思うので、家賃が据え置き(今まで通りの値段)になっているか確認し、

OKなら署名・判子を押して返送する。

4.万が一、値上がりした家賃での契約書となっていたら、値上げ箇所はすべて訂正して返送する

送られてきた更新契約書の中で万が一、値上がりした家賃になっているということもありえます。

・値上げ箇所は全て二重線訂正する!

・据え置き価格を記載する!

・判子を押したら、コピーを取る!

そして、返送しましょう。

ここまでできたら、家賃の値上げは回避でき、年間何万〜何十万と固定費を下げられるので、

ちょっとの労力で大きな節約になります!!

やりとりは文書かメールでする

電話口や口頭でのやり取りは、言った言わない問題になったり、

うまく言いくるめられてしまったりすることもあります(;_;)

重要事項なので、文面が残る形でやりとりするべきですし、文面だと相手は変なことを言いづらい・履歴に残るので、文書ですることがおすすめです!

一度家賃の値上げに同意してしまったら撤回出来ない!

同意してしまったらもう撤回はできません。

チャンスは一度きり。

知っているか知らないかで、年間何万円も損することになるので、家賃の値上げは同意しなくて良いことを覚えておきましょう!!

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